こんにちは、コスメコンシェルジュ詩乃です!

唇がガサガサなんだけど、どんなリップがいいの?

乾燥するこの時期は特に気になるよね💦
選び方のコツを解説するね!
リップ選びのコツが分かれば、ガサガサ縦じからツヤツヤぷるぷるの唇に近づけます!
今回は、特に敏感肌の人に向けて、リップの選び方を解説していきます。
記事の後半では、おすすめのリップも紹介します。
- 敏感肌向けリップの選び方
- おすすめリップ
前提知識:リップの役割=スキンケアと同じ

まず前提知識からお話しさせてください。
唇は肌よりも角層がうすく、皮脂がほとんどありません。
皮脂がなければ水分が逃げやすい状態。
イメージしていただきたいのですが、化粧水のあと、水分蒸発しないように乳液やクリームでフタをしますよね?
それと同じで蒸発しないためには油が必要になります。

え…リップってクリームだから油でしょ?

油ですが、成分によっては水分を与える化粧水のような役割もあるんです!
この後解説します。
スキンケアアイテムの役割は、化粧水は少ないアイテムで十分!具体的な組み合わせと理由を紹介でも解説しています。
敏感肌向けリップを選ぶうえで大切なこと

リップは種類豊富で選ぶの迷いますよね、、、。
欲しいリップの用途を明確にしていくことで、成分の選び方が変わり、選ぶ時短につながります。
例えば、以下のようなものがあげられます。
- 使用するシーンは日中?就寝前?
- UVカット効果が欲しい?
- 色付きリップが欲しい?
用途が決まったらリップ選びに入りましょう!
唇の状態で選ぶ成分がかわる(油脂系or保護系)

唇のトラブルによって選ぶ成分がかわります。
【唇のトラブル】
①乾燥・固い
②皮むけ・荒れ
③シミ
トラブル①乾燥・固い【油脂タイプ】

乾燥・固いといったトラブルには油脂タイプがおすすめです。
油脂には唇を柔らかくする効果があり、使いつづけるうちにふっくら唇になります。
リップの役割としては化粧水の位置づけです!
油脂の一例はこちら
- オリーブ油
- マカダミアナッツ油
- アボカド油
など

ただし、油脂は紫外線に弱く酸化しやすいので、日中に使う場合は日にあたらないように注意してくださいね。
トラブル②皮むけ・荒れ【保護タイプ】

つづいて皮むけ・荒れのトラブルには保護タイプがおすすめです。
油脂タイプをつけたあとに保護タイプを重ねると皮むけが落ち着いてきます。
こちらはリップの役割としてクリームの位置づけですね!
ラップのように唇の表面を覆います。
保護タイプの一例はこちらです。
- ミネラルオイル
- ワセリン
- 流動パラフィン
- 水添ポリイソブデン
など
- スクワラン
- ホホバ油
- ミツロウ
- キャンデリラロウ
など
トラブル③シミ【UVカットタイプ】

唇は皮脂腺がなく、他の皮膚よりうすく乾燥しやすい部位のため、紫外線のダメージを受けやすいです。
もちろん冬でも紫外線は降り注いでいます!
日中用のリップを探している方は以下のようなUVカット機能がついているリップを選びましょう。
※商品パッケージにUV数値が記載されています。(例)SPF26PA++
UV数値については紫外線吸収剤と紫外線散乱剤のちがいでも解説しています。

1本で高保湿&UVカットが叶います!
こちらのリップは【レビュー】敏感肌でも使えるニベアディープモイスチャーUVに解説しています。
油脂と保護のW使いも状況によってはあり!

私の経験上、油脂だけ、保護だけと1本頼りだと乾燥が気になります。
もちろん唇の構造上、塗って1~2時間の乾燥はあたりまえなのでガンガン塗り直して大丈夫です!
ただ、保湿の持続力を発揮するにはW使いもありではないかと、私は思います。
では、どういう状況ならOKか以下で説明します。
①紫外線にあたらない場所での作業
②就寝前
W使いがOKな状況①紫外線があたらない場所での作業
工場やOLなど、室内作業が多い方はこれにあたります。
しかし、紫外線が入ってきやすい窓際の人はUVカット効果のあるリップが必要になります。
理由2つ。紫外線は窓を透過し、油脂は紫外線に弱くて酸化しやすいからです。

W使いは面倒ですが、ふわふわ唇を目指したいですね!
W使いがOKな状況②就寝前
就寝前なら紫外線を気にせず油脂のリップを堂々とつけれます。
①寝る前に油脂タイプのリップを塗る
②その上に保護タイプのリップを重ねる
このやりかたを続けることで翌朝ふっくらとした唇になれます。
おすすめの保護タイプのリップはこちら

疑似セラミド入りで唇に水分を与えながら保護してくれます!
注意点:重度なトラブルは医薬品を頼る
普段使いは化粧品のリップを、軽度の荒れは医薬部外品、重度なトラブルは医薬品、といったように使い分けするとよいでしょう。

医薬部外品による副作用のリスクもあるので気を付けて!
一時期に使うならOK!
まとめ:普段使いのリップは化粧品を推奨します

以上、敏感肌のためのリップの選び方|おすすめリップも紹介を解説しました。
お店で販売されているリップの大半は医薬部外品です。
医薬部外品や医薬品の長期使用は唇の皮向けなどのトラブルのリスクもあります。
乾燥などの軽度のトラブルなら化粧品のリップ使用をおすすめします。
それ以外は医薬部外品、医薬品といったようにトラブル別に使うとよいでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。