化粧水たっぷり使用は意味ないと聞くけど本当はどうなの?
今回はそんな疑問にお答えします!
結論:化粧水たっぷりは逆効果!
お肌の乾燥が気になるから化粧水たっぷり潤い満タン♪そう思ってたら大間違い!
過剰な保湿が逆に肌のバリア機能を低下させることに…。
化粧水をたっぷり塗るのがいいと思ってた…
わたしも思ってました!常識を覆された気分!
角質層に入る水分量は決まっています
化粧水が浸透するのは、お肌の表面=角質層までです。(以下角層とよびます)
化粧品のCMや商品パッケージで、「肌の奥深くまで浸透」などの表現を見たことはありませんか?この浸透する部分というのが角層です。
この角層に吸収できる水分量は決まっており、角層が厚い人、薄い人と、人によってさまざまです。
◎角層が厚い人=(普通肌)
多くの水分量を受け入れられる。→水分をキープできる
◎角層が薄い人=(乾燥・敏感肌)
多くの水分量を受け入れられない。→水分をキープできず、すぐに乾燥してしまう。→乾燥するから保湿する…のエンドレス
両者を比べてみると、薄い人のほうが乾燥しやすいため、化粧水をたっぷり塗る傾向があるのではないでしょうか?
化粧水たっぷり塗ることの弊害
乾燥が気になるからといって化粧水で保湿しすぎると、さまざま肌トラブルに発展してしまいます。
1つずつ解説していきます。
【肌トラブル①】バリア機能の低下
過剰な保湿はバリア機能の低下を招きます。本来お肌は自らうるおいをつくる機能が備わっています。
過度な保湿によって、「うるおっているから働かなくていいんだ」と、その機能を弱めてしまいます。
結果、バリア機能の低下に…。
長風呂で手足がふやけるのをイメージしていただくと分かると思いますが、これもバリア機能の低下の状態です。
【肌トラブル②】乾燥
乾燥が止まらないから一度に何回も保湿する。これを繰り返すと、すべての水分を吸収できずに肌から蒸発してしまいます。
例えばマスクの中。マスク着用時は肌がうるおっていると感じますが、外した後は乾燥していませんか?
外した瞬間、マスク内で蓄積していた湿気が放出されたから起こった状態なんですよねー。
うるおっていると思っていたことが逆に乾燥を招く結果になっていたとは…。
つまり、これと同じ状況が起きてしまっているということ!
【肌トラブル③】かゆみ
過剰な保湿はかゆみのもとになります。バリア機能の低下で、乾燥からかゆみが生じることがあります。
さらに、ホコリや紫外線などの外的刺激を感じやすくなります。
どのくらいが適正量なのか?
答えは2つ。
- 理想は500円玉大の量を2、3回に分けてつける。
- メーカー推奨量をつける。
この後に肌の調子をみて、乳液やクリームをつけてフタをしてあげましょう。
まとめ
以上、化粧水たっぷりは意味がない?適切な使い方と肌トラブルについて解説しました。
化粧水はたっぷり使うほど肌トラブルを助長させてしまうのは衝撃ですね。
最適な量を使用して、お肌の調子を整えていきましょう!
今回の内容が少しでも参考になればうれしいです。最後までお読みいただきありがとうございました。